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    お魚の登録商標はどうなっている?

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    このお生物講座も今回で第80回を迎え、お魚たちの不思議な生態もだいぶわかってきたのでは…

    お魚たちの声を代弁すると、≪まだまだ、そんなもんじゃないよ!≫
    ≪オレたちの不思議な世界は海より深いんだよ~!!≫

    そんなお魚たちにハッパをかけられながら、松とうちゃんは第100回を目指して頑張るのです!(^_^)

    そこで、今回から、生物の防衛手段(隠れる・身を守る)とも言える『カムフラージュと擬態』をシリーズでお届けしていきます。連載で気張って書きますので楽しみに読み続けて頂戴ね!!

    そもそも、『カムフラージュと擬態』ってな~に?そんなところから始めましょうか。でも難しい話しは止めにしましょうね!(*^_^*)

    カムフラージュは、保護色などでその存在を目立たせないこと。(本当の姿、心情を悟られないようにし人目をごまかすこと)擬態は、何かに化けてたり似せたりすることですよね!

    カムフラージュ(模倣)と擬態は、  ゴッチャになってどっちがどっちかわけわからん!!

    ≪そんなこと言うなよ~人間社会にもあるんじゃあないの?≫

    そうです!お魚さんが言うように私達のもありますね。例えば迷彩色でジャングルにとけ込む軍人さん、これは間違いなくカムフラージュですよね。

    田舎道を車で飛ばしていて、お巡りさんの恰好をした立ち看板や廃車になったと思われるパトカーを見て、ついブレーキペダルに足をかけることありませんか?

    これらは、本当のお巡りさんや動くパトカーに似せた『擬態』とも言える警察の知恵です。(たいしたことない?)

    う~ん~!それでもわからん!!

    ◆ カムフラージュ(模倣)-隠蔽(いんぺい)的機能

    何かに似せて隠れてしまう工作

    ◆ 擬態-標識的機能

    何かに似せてわざと目立たせる工作

    ヒラメやカレイが砂や岩と保護色になって目立たなくするのも、カミソリウオやタツノオトシゴが海藻とそっくりになるのも、岩とほとんど見分けのつかないイザリウオやオニダルマオコゼも、そして、毒のあるシマキンチャクフグに似せているノコギリハギも、日本語的には、みんな『擬態(他に似せる)』になるのですが、

    動物学的に区別すると、カムフラージュ(模倣)と擬態に分かれるのです。

    ますます分かんない!(?_?) 混乱させるな~!!

    はい、ごもっとも。分かりづらくしているのは、松とうちゃんです。ごめんなさいです!前述の例で言うとノコギリハギ以外は動物学的に言うと全て、カムフラージュ(模倣)となります。つまり、ノコギリハギは毒のあるシマキンチャクフグに似せて積極的に見つかるようにしています 。これを標識的機能(擬態)として区別しているのです。

    ≪ほれ、人間社会にもあったでしょう?≫

    お魚さんが言うのは、以前あったこんな事件です。有名なメーカー、『LION』の商標に似せて『NOI7』という登録商標をとって、品質の悪いにせ商品(歯磨き)を販売し、消費者は上下反対にして手にとると『LION』に見えることから、ライオンに品質の悪さを苦情する→メーカーはやむを得なく登録商標を買い取る。目的は違いますが、積極的に似せて目立つようにする動物学的な『擬態』です。

    ん?今回のテーマで表題の『お魚の登録商標』はどこでつながるの?とお思いでしょうが、その辺のお話は次回で詳しく!

    -お生物講座080-