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    ウミウシはデザインカタログ?

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    『親と子(卵)のシリーズ』も終わって再び不思議な海中生物の生態のお話です。

    今回は、ダイバーに大人気の『ウミウシ』のお話です。待ってました!と思われた方も多いのではないですか?

    ダイバーのみならず、デザイン界でも『ウミウシ』は注目されているようです。それだけ、斬新で多彩なデザインをもつ生物ということでしょうね!

    『ウミウシ』は、軟体動物に属し、貝殻は普通ありませんが巻き貝の仲間です。貝殻は体の外に持つものや、退化して体内に埋もれているものなどがあります。へ~え~ですね♪

    『ウミウシ』をご存知ない方のために紹介しておきますが体長は3~8cmくらいのおもながの形で、お菓子のグミのような感触、そしてきれいに彩りしたゼリーのような生物です。想像つきますか?

    『ウミウシ』の仲間は、日本でも650種以上もありその色彩や斑紋の美しいものばかりで、海の中で美しい生物であること、豊富なデザインがあることが、人気の秘密ではないかと思います。その美しさをこのお生物講座では、お伝えできないのが残念です。

    最近でも『ウミウシ』の新種発見が相次ぎ、発見者である身近な方のお名前が和名となることもあるかも知れません。

    ところで、なぜ『ウミウシ』というのか、お分かりですよね!『ウミウシ』は、頭部に一対の角(つの)のような触角を持っておりまるで牛の角のように見えることから、そう呼ばれています。

    『ウミウシ』は寒冷の海から熱帯の海まで広く分布し藻食性と肉食性のものがあります。
    海中で観察している時の『ウミウシ』は、触角を伸ばし体も軟らかく岩や藻類に着いて貴賓ある姿ですが、ダイバーが触れると体を丸みをおびるように硬直させ、岩などから離れてしまいます。『ウミウシ』は触れない方が、その美しさを楽しめます。

    温帯の岩礁域(能登半島や伊豆半島)で確認されている不思議な『ウミウシ』で、『エダウミウシ』というのがいます。『エダウミウシ』は、ナイトダイビングなど暗いところで、ダイバーが触れて刺激すると背面の5対の樹状突起の先がネオンのようにきれいに光り輝きます。
    樹状突起の先には発光細胞があり、まるで近代の臨床検査技術で採用されている『化学発光反応』のように見えます!彼らのいかく行動なのでしょうが、すごいですね!

    『ウミウシ』のすばらしさをお伝えするには、その美しい色彩や斑紋(デザイン)を見ていただかないといけないと思いますが数多い名前の中から、『え~ほんと?』と言うような面白い名前(一部仮称)を紹介します。笑って読んでください!

    『マタミルウミウシ』…また見るから?いいえ海藻マタミルに付着。
    『モンペミドリガイ』…もんぺって知っている?
    『ハツユキミドリガイ』…いつも初雪?
    『センヒメウミウシ』…千姫ってどこのお姫様?
    『オバキューウミウシ』…オバQ、こんなところにも!
    『パンダツノウミウシ』…パンダもいた!
    『シロボンボンウミウシ』…確かに白ぼんぼん!
    『ネコジタウミウシ』…お熱いのが苦手?
    『エリザベティーナ』…誰のこと?
    『シモフリカメサンウミウシ』…どんなウミウシ?
    『イガグリウミウシ』…いが栗ね~?
    『レンゲウミウシ』…れんげに見える?
    『カグヤヒメウミウシ』…どこから来たのかな?
    『シンデレラウミウシ』…12時過ぎたらどうなる?
    『フルーツポンチウミウシ』…美味しそう!
    『マイチョコウミウシ』…バレンタインに作った下手なチョコだよ!
    『ショクパンウミウシ』…食パンの切れ端に似ている?
    『インターネットウミウシ』…インターネット網の模様!
    『カメセンニンウミウシ』…亀が千人?
    『コンペイトウウミウシ』…コンペイトウって美味しいね!

    650種もの『ウミウシ』の名前を覚えるのは至難の業ですが、上の20種は覚えられそうですね!いくつ覚えましたか?

    海中で『ウミウシ』を見つけて観察するのも楽しいですが、図鑑でながめているのも楽しいと思います。特にファッション関係のお仕事をされている方にはおすすめです。きっと良いデザインのヒントになると思います。

    松とうちゃん実は「和菓子」も結構好きです!
    きれいな『ウミウシ』のデザインで、和菓子をつくったら美味しそう・楽しそうだろうなと思うのは、松とうちゃんだけかな?
    -お生物講座027-