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    セピア色はスミイカが創り出す染料?

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    先日テレビでイカ釣りを紹介していました。なので?松とうちゃんの好きな『コウイカ』をテーマにしました。

    頭足類(イカ網)の『コウイカ目』、『コウイカ科』の仲間に、コブシメ、トラフコウイカ(モンゴウイカ)、コウイカなどがいます。

    『コウイカ科』の仲間は、背中に石灰質の舟形の貝殻(甲)を持っているのが特徴です。熱帯から温帯の海域まで広く分布し、沖縄をはじめ亜熱帯海域では、コブシメが良く見られると思います。

    松とうちゃんが、先週末に千葉県明鐘岬の海で見た『コウイカ』は、別名『スミイカ(墨烏賊)』と呼ばれるもので、イカの中でも驚くほど墨を多くはくことからその名がついたようです。

    実際、驚かせるとかなりの量の墨をはきしばらくは海中が黒く濁ってしまいなかなか澄みません。

    『コウイカ』の学名は、Sepia esculenta と言い、その墨が染料として使われているため、それから創り出される色をセピア色(Sepia )と呼ばれるようになりました。『コウイカ』の墨は、インクとしても使われているのです。

    お刺身など食用としても美味しい『スミイカ』ですが染料やインクに使われている、しかもそれがセピア色とは驚きでしょう!

    関東の海などで、春先~初夏にかけて良く見られる『アオリイカ』などの卵は、数珠状というかソーセージみたいにつらなっていますが、『スミイカ』の産卵は、コブシメのように1個づつ卵を海中に落ちている木の葉や枝、漁網などに産みつけます。

    産卵期は、水温が16度くらいになる3月~5月でオスとメスが腕をからめるようにして交接し、オスはメスに精子の入ったカプセルを渡し受精します。1個づつ産みつけられる卵の大きさは、直径約1cmでふ化までおよそ20~40日かかります。

    カニやエビなど生き物が好物で沿岸(浅場)の砂底近くをはうように泳いでいることが多いのも『スミイカ』の特徴です。『スミイカ』の背中は虎斑模様で、体色変化で海底にカモフラージュしていますので、『見つけるゾ!モード』に入っていないとなかなか見つけることは、困難です!

    背中の甲の後ろにはトゲがあり、捕獲者に襲われたりして岩などに衝突すると、そのトゲで自らの胴を傷つけ泳げなくなって死んでしまうこともあるようですから可哀想ですね!

    -お生物講座071-