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    お魚さんの食事作法

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    山での狩りや漁師の漁法はいろいろなスタイル、方法がありますが、食物連鎖で知られるお魚や、その他の海中生物はどのようにして餌や獲物を捕獲し食事するのでしょうか?ダイバーの方はその捕食シーンを見たことがあると思いますが、お魚や他の生物によって、その方法は多様です。

    ほとんど泳ぐことなく海底の砂に顔や目だけを出しているオキエソは、獲物の小魚が近づくと、砂から這い出て飛びかかり口にくわえます。飛びかかる様子は、左右に体を揺すりながらゆっくりに見えますが、小魚は、砂に隠れているオキエソに気がつかず油断しているせいか、捕食は成功するようです。

    カワハギはとがった口から水を海底の砂に吹きかけ、砂の中に棲んでいる甲穀類などを探して食べています。いつも海底に頭を向けて逆立ちしている光景を目にします。

    同じく砂地の海底を這うように移動するヒメジは、下あごから出ている左右の長いヒゲで、何かを探しています。その左右のヒゲは、味蕾(みらい)という感覚器官で高度なアミノ酸分析機のようなものです。その分析機の先を砂に入れて好物のゴカイを探します。アミノ酸分析機は、ゴカイにある程度近づくと、ゴカイのアミノ酸をキャッチし、探し当てます。そしてヒメジは口を突っ込んで捕食するのです。

    キビナゴなどの比較的小さなイワシは、群れを作って他の捕食者から的を集中出来ないようにしていますが、1匹ではなかなか捕まえられないと学習能力を身につけたブリなどは、自分たちも群れを作って、四方八方から攻撃し、キビナゴの群れを破壊し、逃げ遅れて孤立したキビナゴを簡単に捕食します。後は泳ぎながら捕獲した獲物をゆっくり食べます。

    同じく群れを作るマイワシやカタクチイワシは、下あごをはずしたように口を大きく開けプランクトンをこして食事をします。もちろん、泳ぎながらです。プランクトンをこして食べるものにマンタやジンベイザメが有名です。

    意外と泳ぎの早いイカは、自分の体と同じか、それより小さな泳いでいるお魚を簡単に捕獲し、獲物をガッチリ足(腕?)で押さえ込み、鋭いくちばしでジワリジワリと食べていきます。イカの捕食シーンはよく見かけます。

    変わってタコは、好物の二枚貝やイセエビを起用に足で捕まえ吸盤とその鋭いくちばしで、いとも簡単に中の身を取り出し、食べてしまいます。

    平らな岩や砂地などの上に体色変化で身を隠しているヒラメは、目の前を通りすぎる獲物をすごい勢いで飛びつき、捕食するどう猛さがあります。ヒラメのキバは不気味ですね!

    カサゴもソフトコーラルや岩のようにじっと動かず、うっかり目の前を通り過ぎる小魚をパクリとくわえてしまいます。

    海藻を好んで食べるブダイ、メジナ、ニザダイ、アイゴなどは、固くとがったくちばしでバリバリと海藻類を食べます。

    お魚以外に、肉食のヒトデは獲物の上に覆いかぶさって腹側の口から胃を体外に出し、獲物をその胃で包み消化してしまうから驚きです。そんなヒトデも巻き貝などに捕食され食べられてしまうのです。

    海中世界では、いろいろな生物がその独特な捕食方法、お食事作法で生きながらえています。食べる知恵、生きる知恵ですね!自然界では食べるものが食べられ、そしてバランスよくいろんな生物が配置されているような気がします。それぞれが知恵をだし、精一杯生きているのです。

    -お生物講座011-