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    コガネスズメダイの尾ビレは何色?

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    チョウチョウウオの仲間には、黄色の体色のものが多いですが、熱帯の海域から伊豆半島まで広く分布しているスズメダイ科のお魚にも、黄色の体色のものが数種類みられます。

    松とうちゃんがよく行く西伊豆の大瀬崎でもきれいな黄金色の『コガネスズメダイ』が見れるのです。ほとんどフトヤギ(ソフトコーラル)の仲間に単独でいることが多いですね!

    『コガネスズメダイ』は、スズキ亜目のコガネスズメダイ科のお魚で、沖縄から伊豆半島・伊豆諸島にかけて生息しています。パラオなどミクロネシアなどにも見られ、かなり広い範囲に分布しているのですが、ほとんどの海域で見られるのは、頭から尾ビレまで全体が黄色の体色をしているのに対して、不思議なことに伊豆半島で見られるのは、尾ビレが白いのです!

    当店のツアートピックスなどに掲載している『コガネスズメダイ』は、整理してみるとどれもこれも伊豆半島で撮影したもので、全て、尾ビレが白です。

    ほとんどの海水魚図鑑では『コガネスズメダイ』の尾ビレが黄色です。なぜ伊豆半島で見られるものだけが白いのか不思議です。

    幼魚ですが、尾ビレは、白ではなく黄色です。成長すると白に変化するのだと思いますが、いつ頃から尾ビレが白色に変化するのでしょうか?『コガネスズメダイ』の謎は深まるばかりです。

    これから夏になると『コガネスズメダイ』の繁殖期に入ります。単独でいるものの他、数匹でいる『コガネスズメダイ』も繁殖期になると、オスだけが海底に降りて縄張りを作り、岩や小石などの産卵床となるところを掃除し始めます。

    産卵床の準備ができると、オスはメスを誘って産卵させるのです。

    ほとんどのスズメダイや他のお魚の多くは事務的に産卵させ終わるとオスがメスを追い払い、別のメスを誘いますが、『コガネスズメダイ』の場合、産卵中、オスはメスを優しく見守り、時にはメスの体にキスするしぐさも見せます。このようにオスのメスに対する愛情を感じさせるのは珍しいことなのかも知れませんね!

    『コガネスズメダイ』の場合も他のスズメダイのように産卵床に産みつけられた卵をオスが守り続け、卵を狙う外敵から守ったり、新鮮な水を口で送ったり、子育てに必死です!

    やはり、オスが子育てをする『コガネスズメダイ』の繁殖行動は、オスである松とうちゃんにとっても興味深いです!(*^_^*)

    -お生物講座088-